2025年4月5日(土)、札幌市内のデイサービスに勤務するベテラン介護福祉士のT様にご依頼いただき、レベルアップ講習(一般救命講習Ⅰ:介護職特化型)をご受講いただきました。
本来は一般救命講習Ⅰの介護職特化型コースですが 、プライベートレッスンのため時間的にも余裕があり、当日は簡単な解剖生理学を含むカスタム的な講習になりました。
内容としてはレベルアップ講習に近いため、こちらでご紹介させていただきます。
内容を一部ご紹介しますと、
【一般救命講習Ⅰ(介護職特化型) 】
高齢者の特性、高齢者サービスを行う事業所に起こりうる問題にフォーカスした内容を含む180分コース(休憩適宜)
テーマ
〜現場で働く介護職として何をすべきか〜
【講習内容】
・オリエンテーション(自己紹介、受講動機など)
・ディスカッション(過去に体験したヒヤリハット事例、職場の現状(課題)
・バイスタンダーとファーストレスポンダーについて
・必要最小限の解剖生理(口・鼻・のど・肺のしくみについて)について
・異変に気づく能力を養うためにどうすればよいか
・発見から救急車要請の判断と、その後の流れについて
・異物除去専用人形等による実技
・事故想定シミュレーショントレーニング
など、一般救命講習にプラスする形で行いました。
講師陣の感想として、T様は「学びたい」という気持ちを非常に素直にかつ全面に出してくださり、リアクションも良く学習意欲の高い真面目な方でした!
各種実技もお世辞抜きに合格レベル👍です。
この、T様の実技評価に使用したのが、日本ライフライン株式会社が開発した心肺蘇生をサポートする手動式心臓ポンプ「シーピーレスキュー(CPResQ) 」です。
計測については以下の画像を参照してください。
救命講習で「正しく胸骨圧迫をすることで救命率を上げることができます」といわれても、自分の胸骨圧迫がどれくらいちゃんとできているのか、本当にこれで合っているのか、それを客観的に評価することはなかなか難しいですよね。
CPResQでは、その点を数値として 可視化して評価できます。
この結果を見ると、自分ができているところ、苦手なところがわかるため、胸骨圧迫の質をさらに上げていく手助けとなります。
そして、このCPResQ、実は訓練用の機械ではなく、実際の胸骨圧迫の際に使用するものなのです。
これを胸に置いて胸骨圧迫をすることで、押す強さ、戻し、速さを音声と光でガイドしサポートしてくれる優れものです。
(注意:8歳未満または25kg未満の小児には使用できません)
T様とお話する中で、介護に携わる方に救命講習を定期的に受けていただくことや、介護施設にこういった機械を導入することも、職員の不安を少しでも解消するという点で有効かもしれないと感じました。(ご希望があればメーカーをご紹介させて頂くことも可能です。)
現時点では、一般救命講習の内容とお時間の兼ね合いにより、大人数の講習規模ではデータの抽出をお見せすることができませんが、こうしたレベルアップ講習において内容を調整し、個別で対応させていただくことも今後検討していけたらと思っております。
ご自分の実技の質を確認し、より高めていきたい方はぜひご相談ください。
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